稽古

  • 剛法

    拳法=徒手空拳で打突との理合いを学ぶ。(投げ・関節・絞め、は各1種のみ絞って習得します)諦正館拳法では手の攻法を左拳・右拳・左の振り・右の振り・左の振り上げ・右の振り上げ等と称し守法を払い・交わし・受け・押さえと称し、フットワークを運びと称します。
    例=前運び・後ろ運び左運び・右運び等 ※マラソンでも100メートルでもいかに早く自分を目的地に運ぶかの競い合いと伺った事が有り、妙に納得した経験からフットワークを運びと称しております。棍法=拳法の動きを基に独自に考案した普段の社会生活で起きえる護身に特化した棍術です。稽古は動き=ボクシング等でのシャドウをイメージしそれが実戦として可能かを検証(注文約手)します。
    諦正館入門Ⅰ=単打を前後左右の運びと共に守法覚えます。
    諦正館入門Ⅱ=入門編の技を正確に加えて覚えます。
    諦正館初級Ⅰ=攻法と守法を2連打・3連打を打ち、蹴る事ができる。
    諦正館初級Ⅱ=攻法と守法を動きながら正確に行う事ができる。
    ここまで習得したら基本稽古は終了とし、以後は自身の動きの中で使える技として完成さて行来ます。
    その後はパンチングミット、キックミット、サンドバック、動き、実証(約手)の流れの中で学んで行来ます。
    ※将来指導者を希望する方は掛かり稽古(組手)を行なう拳士特科を審査の上、進むことが出来ます

  • 棍法

    棍術=拳法の運びと動きを基に棍を振ります。
    形=欧州の棒術と諦正館拳法の動きを参考に出来ております。
    本振り=(俗に言う乱取り)=相対して自由に攻防を行います。
    ☆安全に本振りが出来る特別な棍を使用し稽古します。
    ☆棍の必要性を考え出したのは15年前の秋葉原事件が発端で、通行人をナイフで刺し7人が死亡、10人が重軽傷を負った理不尽さに、子を持つ親として又、人として怒りを覚えました。
    なりふり構はず凶器を振り回す相手を制するには武具が必要で、且つ単純で容易に用意がきるものはと考えたときに棍(棒)に行き着き、15年掛け少しずつ安全に使用できる乱取り用の棍を作成いました。

  • 太極拳

    静かでゆったりとした動きを行うことで心身の調和を整える。今般、人生100年時代と言われる中で剛の拳法と静の太極拳を学び心を平らかにして共に平安な人生を送りたいものです。(月に数回稽古日とは別に自由参加)

  • 平法

    兵法は平法でなければならないの言葉から用いました。
    平とは穏やかで心静かで無事な事です。
    学びとして中村元先生のインド哲学スッタニパータを中心に良かれと思う哲学・諸人の人生論をお茶やコーヒーでも飲みながら動画を観、気楽に聴講します。
    [月1回程度]=こちらは任意で自由参加です。
    現在は宮城拳人会のみ